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2004年、秋も深まり冬支度に忙しい中、 屋内馬場の横に置かれた物置小屋復活計画はスタートした。 ドアは取り外され、床は抜けて凍った土がむき出しに見える。 隙間だらけ、蜘蛛の巣だらけのこの汚い小屋を持ち上げ、 馬車の車輪とテキサスロングホーンを飾るところから始まった・・・。 |
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| 仮取りつけした馬車の車輪と、自慢の巨大テキサスロングホーンを撮影した片山さんの写真に、デザインした看板を合成して帯広の看板屋へデータで発注。 | 注文通りの看板が完成してきたので、まずは「小屋制作へのやる気」づくりからと、ロングホーンの位置修正をしてクラブハウス看板決定。 |
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最初に掘りゴタツの構想を思いつき、まずは床と掘り炬燵を数日で完成させる。 メンバーに何でもこぼす問題児が居るので、床はあえて絨毯ではなくフローリングタイプに。テーブルも炬燵に合わせてサイズを調整。立派なダイニング部分がとりあえず形になってきた!床ができればあとは床が無い時には届かなかった部分をブラシやヤスリで丁寧に掃除。 マスクを付けてホコリとの戦いとともに、隙間をグラスウールなどで埋める。 |
| トタンが丸見えの天井の補修とロフト部分を一気に仕上げるが、三角屋根独特の端の狭さにロフト作業は苦労する片山さん。力は無いがチビだけが取り得のメンバーもこんな時だけは邪魔せずお手伝い・・・。 同時に重厚なイメージのドアも作成。ここまで来るとすでに“汚い物置小屋”のイメージは完全に消え、中でお茶でも飲みたくなる雰囲気に。ここまで週末を利用して約1ヶ月。 しかし北海道ではまだまだ寒さの厳しい4月。空気穴だらけなので、巨大なブルーヒーターで暖まりながらの作業となる。 ドアには片山さんが捕らえた大きな雄鹿の角の台座に蹄鉄に使用して取っ手完成。まさに「うましか」! |
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馬たちが放たれる放牧地が見えるよう、大きな窓を取りつけた。この頃になると中で鍋など囲んで夜遅くまで楽しめるようになった。まだ棚など無いので少し殺風景だが、仲間とワイワイ楽しむには十分な空間であった。この窓から見える夕日は放牧場を黄金に染め、草を食べるアラブ達の尾を輝かせた。 数週間後ついにテレビ・DVD・ビデオを取りつけた。 ストーブも工事現場用のブルーヒーターから温度調節の効くFFストーブへ。室温が快適になった。まだ棚が完成に至ってないので、ただビデオが見えるようになっただけに過ぎず、まだまだ雰囲気づくりには納得いかない段階。 この頃から、放牧された豚によって少しずつ壊されて行く拓成のサウナ小屋から、道具の持ち運びが始まった・・・。 ![]() ウエスタン調の飾りなどが揃ってきたので、いよいよ棚作りへ。 大切な雰囲気を出すために、木をバーナーで焼いて金ブラシでこすると、ただの木材が何かを物語るように良い味をだす。 棚を取りつけるのに、ただ金具で付けたりするのは見た目がお洒落じゃないので、天井から吊すタイプの四段棚をメインにする。 棚の裏側もただの壁では味気ないので、大草原の小さな家の社長にもらった木目の美しい木材を貼ってワイルドに仕上げる。見えないところの配慮が大切なんだな、これが。 水平器で計りながら一段一段を丁寧に設置。 |
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メイン棚が完成した後、仲間達と祝杯をあげながら考えた食器棚。付け加えのようにするだけでは中途半端だったので、蹄鉄を加工したもので固定。 さらに飲みながらひらめいた!たまたま置いていたワイン樽を抱きかかえて喜ぶ三浦さんを見て、ワイン樽用三角棚を思いついた。 これにはワインではなく、焼酎を入れよう!もちろん皆の大好きな「黒霧島」。でも雰囲気っつーものがあるので、隣りにはワイングラスを添えて・・・。しばらくは以前入っていたワインの臭いを取るために安い焼酎で消臭する。 |
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| サウナ小屋から持ってきたライトやランプの数々を付け、テーブルと壁の絵にスポットライトをあてる。お香ポットのフクロウさんを壁に留めるためのフクロウ専用棚もスピーカーの前に固定。(写真左の棚横) 夜は窓から見える木々をライトアップして楽しむので、見える範囲の木々の枝を払ってスッキリさせる。 |
ハウス前のテラスでは小屋が完成する前からすでにバーベキューをしたりお茶を飲んだりできるスペースだったが、作業するに当たっての工具を積んでいたハウス横のテラス部分に下屋を付けて鞍を置けるような空間を作る。同時に小屋を眺める視線が広がったので、テラス横の木々の枝もスッキリさせて、おまけにフクロウの置物を付けて『守り神』の設置完了。表側に窓が無いのが何かこの小屋の可愛く無いところ。でも内側に棚があるので窓は付けられない。 そこで窓のダミーを作ってカーテンをする。その下にはウエスタンサドルの形をした酒のボトルを飾る。花も飾ってプリティにした。 すでに仲間達が楽しんだり寝たりするには十分となったクラブハウスだが、休憩小屋として使うなら今まではあまり必要なかった女性のための配慮(メンバー内に女性は確か存在していたハズなのだが・・・)もこれからは必要になるはずと、シャワーとトイレも設置するために作業開始。トイレは拓成のサウナ小屋からウォシュレット付き簡易水洗を持ってきて下水につないだのでかなり快適。シャワーも狭いながらも放牧地が眺められる小窓を付け、機能的且つ充実したものに完成した。写真は最後に横壁を取りつける段階のもの。この後外壁を小屋と同じような色に全体を塗って統一感を図った。 |
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| 4月17日の段階のクラブハウス。 |
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| ゴールデンウィークのクラブハウス。(まだトイレは未完成段階) |
| これからもまだ改良してどんどん成長し続けることだろう。 もう少し暖かくなったら小屋の影の放牧地側の木に、サウナ小屋で使用していたハンモッグを掛ける。(サウナ小屋で何故かエゾモモンガが首釣り自殺をしたハンモッグ・・・合掌) おそらくそこに寝ていれば馬も様子を見に近づいて来ることだろう。遊び心は膨らむばかり。 馬に乗らなくても、 馬を見ながら楽しめる空間を目指して・・・!
2005.5現在 |